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【19】政治系カルトの正体

  • 執筆者の写真: 加賀山 耕一
    加賀山 耕一
  • 2024年11月10日
  • 読了時間: 5分

参●党の推移を見るに、まずは武田邦彦先生など著名人を丸めこみ、参院選2022でその絶大な信用信頼を利用するだけ利用し、1議席を得た途端、党首独裁や不正運営をとがめる可能性のある真っ当な党員やゴレンジャーを次々に追放パージしてきた。


新たに加わったとされる幹部の経歴を見れば、世間の批判をあびる集金マルチ(あるいはネットワークビジネス)を、マルチに見えぬ形態で永続するため、じつに都合のいい存在として「政党」を立ち上げた思惑は容易に想像できよう。


武田吉野赤尾三賢者に備わる絶大な信頼と信用がなければ、それまで政治に対して腰のひけていた我々無党派保守層(私も含)は、参●党や咬み屋に対して170万票なんぞ投じるはずもない。


「いや、咬み屋さんが得票数1位だった」と党員信者は言う。

その1位、そもそもがゴレンジャーというベースがあってのことであり、中には筆者のように、尊敬する「武田邦彦」と書こうとして、「どうせなら無名の一番わかい咬み屋に入れてやれ」との年寄りの気の迷い他、選挙運動偏在謀略も相当あったと推察される。


ご存じ図々しさ極まる「文句があるなら自分たちで新しく政党をつくればいい」などと開き直る咬み屋。お前ひとりだったら泡沫だろうが、と憤慨するのは私だけであるはずもなく、いずれにせよ咬み屋の取り巻きらは、事前に「著名人使い捨てストーリー」を密談し、着々と狡猾きわまりない計画を履行していったに違いない。


しかも、武田先生を排除するに及んで、「1千万円払っていた」などと記者会見で讒言(ざんげん)するなど、その仕打ちは正気の沙汰ではあるまい。


会見自体も異様だが、なに1千万? 武田先生の価値は1億だって過小である。言うまでもなく金に一切なびかぬ信用と信頼。群を抜く洞察力と見識。現代日本の至宝と言ってもいい賢人に対し、なにより恩人に対し、平気で裏切るのが咬み屋とその取り巻きだ。


こうした非常識を非常識とも思わぬ者たちは、逆にどこからか裏金でも積まれて頼まれれば、損得を考え案件として受け入れるのではないか。今かかげている政策など、巧妙に変節させていくであろうし、何かとバーターであれば何をしでかすかわかったものではない、それが独裁の本質なのだ。


咬み屋の演説や政策は、観る眼のある人にとっては情弱を釣り込む撒き餌(ウソ)であるとわかるが、ひとたび政党のスローガンとして色づけされるや、名のある識者ですら騙されてしまう。


候補者や地方議員の中には、政党本部のたくらみを承知の上で活動する確信犯もあろうが、じつのところ本気で政策スローガンに魅せられ仲間となり活動しているうちに、日に日に周囲をかえりみない教団の「羊」になってしまう実態もあろう。じつに厄介なのだ。


「情報商材」や「波動米」はひと目で怪しいと解るが、政党の活動にまぎれこませるサブスク党費はもちろん、無償動員タダ働き、学びの情報商材グッズ販売、なんちゃらセミナー、政治パーティーの名目でなら、もはや信者となった党員にとってはクソもミソも変わりあるまい。


教祖への忠誠のあかしに何でもハイハイと受け入れている間に、外部からの情報は遮断され、漠然とした疑問や不満はアンチへの敵愾心(てきがいしん)に転嫁され、まともな神経は麻痺していくのが現在の党員信者ではないか。


表看板は政党でありながら、中身は独裁党首と取巻きによるマルチ歓迎集金組織という構造となれば、はなから正々堂々「宗教」を標榜する創価学会から公●党に入党(あるいは投票)という流れのほうがまだマシだ。


人を騙して何とも思わぬ輩が徒党を組み、正義面でウソをつき善人の人生を奪うのだから、武田先生が「参●党は反社以下、人間としてカス中のカス」と言うのも、さすが正鵠を射た表現であろう。


参●党の本部運営中身があらわになり周知されれば、世間はこれを「カルト」と呼ぶに違いないのだが、いよいよ厄介なのは時すでに国政政党となってしまった結果、テレビ新聞では演説など表の参●党、熱弁ふるう咬み屋しか報道されないことは厄介この上ない。


うぶな若者にとっては、自分のお金や時間、人生を釣られるエサが、まさか国民の不満に乗じ危機をあおる政治的なスローガンだとは思いもよらず、エサがエサに見えないぶん、怪しげな新宗教より恐ろしい存在だということがすぐにわからない。これが恐ろしいのだ。


少なくとも私自身、当該政党の選挙に関わり、マイクまで握り、果ては住所録をひっぱり出し友人知人に投票を促してしまった。騙されました、あとはどうぞ御勝手に、では済まされない。カルトに加担してしまった責任がある。


かえすがえすも残念なことながら、われわれはとんでもない国政政党を現代の日本に誕生させてしまった。


日本の弥栄を願う日本人として、それがどんなに正しげな政策であろうが、保守に受ける美辞麗句を並べ立てようが、人を人とも思わぬ金集めの策謀にはげむ独裁政党を認めるわけにはいかない。


ヤメ参と言われようがアンチと言われようが、我々はそれぞれ置かれた立場と得意技を用い、静かなプラカ隊のように、決然と、しかも悲壮感なく、これからも参●党の企みと危険性を周囲に訴えていこう。


信じがたい不義不正に気づいた一般の方々も、どうか協力していただきたい。

信者をうらまず、今後の咬み屋のやり口ひとつひとつを射るように見、隠される情報をあばき共有しつつ、周知させていこう。


長い戦いなるだろう。

カルトの党勢に一喜一憂せず、あきらめず、人ごとにせず、地道に啓発を続けていくほかはない。


・熱弁の正義と見まがうまやかしに いまも気づかぬ羊群なす


・・・・・・・・・・・・ https://x.com/qpnp666/status/1847902487409566098

*2024年10月23日・X(旧Twitter)に投稿済

 
 
 

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