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  ●千住芸術村のミッション

​【1】東京都足立区千住地域に点在する空き家・空き店舗、古アパートや老朽ビル等を再生させ、

若手クリエーターらが活動する「千住88ヵ所」を作り、歩いて巡れる芸術の街にする。

​【2】縁ある美大生や若手アーティストたちに、デザイン・広告・出版分野の仕事をつなげ、発表の場を広げるお手伝いをする。

【3】ワークショップやダンス、演劇等、各種イベントを企画運営し、縁ある地域の子どもたちが本物の芸術や芸能文化活動に接する機会を提供する。

 

 

 

  ●抄録・千住芸術村の歩み

■2007年

5月【千住芸術村001】東京芸大学生5名による自主運営オルタナティブスペース「おっとり舎」の賃貸物件コーディネート

 

■2008年

9月 千住緑町の宵宮縁日に芸大生のアートブースをコーディネート

 

■2009年
1月 特定非営利活動法人千住藝術村 設立登記完了

7月 【千住芸術村002】「スズロハコ」賃貸物件コーディネート(足立区提案型協働推進助成事業)

同月  街づくり応援フリーマガジン『芸術村のえほん』創刊号発行(編集・武蔵野美術大生の青池茉由子さん/後援・足立区)
9月 千住寄席開催 企画運営コーディネート(神田山緑 宝井琴柑 田辺銀治 一龍斎貞鏡)(後援・足立区)

11月「足立区内共通プレミアム商品券」デザインのコーディネート(芸大生の寺木南さん)
11月 1日~12月25日 第1回・千住まちかど美術館 千住周遊型アートイベント開催 作家30名コーディネート(共催・おじゃらりか / 後援・足立区)

11月28日~12月25日 商店街立美術館 プロデュースと作家4グループのコーディネイト (協賛・千住緑町ゆうやけ通り商店街振興組合 / 後援・足立区)

■2010年
2月「足立区・ビューティフルウインドウズ運動」推進キャラクターデザインコーディネート(ビュー坊デザイン=芸大生の仲沢瑞穂さん)
2月「帝京科学大学歓迎フラッグ」デザインのコーディネイト。千住地区の街路灯に560本、北千住ルミネの外壁に懸垂幕が掲げられる(デザイン・芸大生の桂川美帆さん)

3月 足立区・NPO活動支援センター・リーフレット作成(編集・武蔵野美術大生の青池茉由子さん/デザイン・寺木南さん)

11月~ 第2回・千住まちかど美術館 周遊型アートイベント開催 作家33名コーディネート(共催・おじゃらりか / 後援・足立区)


■2012年
2月~ 第3回・千住まちかど美術館 周遊型アートイベント開催 作家45名コーディネイト(共催・おじゃら画廊 / 足立区まちづくり公社援助事業)

3月 街づくり応援フリーマガジン『芸術村のえほん』第2号発行(編集・女子美大生の馬場美邦さん/足立区げんき応援助成事業)
5月 「Made in 東北バックデコワークショップ」ルミネ北千住店・Lee・千住芸術村のジョイント “東日本大震災被災地支援のチャリティ”企画運営コーディネート

 

■2013年
10月 【千住芸術村003】千住芸術村事務所兼フリースペースのオープン

同月 ルミネ北千住店屋上・環境イベント「チョロコ」企画・出演者コーディネート

11月 古民家周遊「縁側バザール」企画運営コーディネート(後援・足立区)

11月 足立区千住地域スポーツごみ拾い参加・ビュー坊ごみ袋提供

12月 ルミネ北千住店 全館アートイベント企画運営 出演者コーディネート

 

■2014年
2月 足立区の環境浄化活動・足立ペンタゴン作戦参加 ビュー坊ごみ袋提供

5月 ルミネ北千住店屋上・環境イベント「チョロコ」企画・出演者コーディネート

6月 旭町学園通り商店街ストリートアート・出演者コーディネート(企画運営・子ども向け工作ツクルピー(女子美大OG)佐々木まどか・坂田藍美・かとーゆーこ・粂 絵梨)

6月 ギャラクシティにて「ビュー坊コンテスト」・企画運営(足立区主催事業)

7月 千住あさひ寄席 開催企画運営 (神田真紅ほか)出演者コーディネート(後援・足立区)

9月 旭町学園通り商店街ストリートミュージック出演者コーディネート(協力・きくふじ声楽教室)
11月 「学園通りでアートを探せ!」企画運営コーディネート(足立区げんき応援助成事業)

 

■2015年
6月 旭町学園通り商店街ストリートアート・出演者コーディネート(企画運営・子ども向け工作ツクルピー 佐々木まどか・坂田藍美・かとーゆーこ・粂絵梨)

7月 千住東町児童館にてワークショップ企画運営コーディネート(企画運営講師・粂絵梨)

10月 北千住駅東口ロータリー「コドモーレ!」イベント企画運営コーディネート

(主催・千住旭町商店街振興組合 / 総合プロデュース・丹治晴香 /  後援・足立区)


■2016年
3月【千住芸術村004】「ココノカ」賃貸物件リノベーション後、コーディネート

4月 マルイ北千住店11階にて「第1回mama千住フェスティバル」共催 (後援・足立区)

9月【03】にARCOachitectsを迎える。

10月 ギャラクシティにてワークショップ2日間コーディネート(企画運営・子ども向け工作ツクルピー)

12月~ 「古民家PR(陶芸・演劇・ワークショップ等)」コーディネート。(企画運営・ベベリカ  /   足立区げんき応援助成事業)


■2017年
4月 マルイ北千住店11階にて「第2回ママ千住フェスティバル」共催mama千住(後援・足立区)

6月 旭町学園通り商店街ストリートアート・出演者コーディネート (協力・きくふじ声楽教室)

​8月【千住芸術村005】物件内外片付け清掃後、企画検討開始。

9月【千住芸術村007】芸術村ミュージアム開設に向けて再生計画案始動。

​12月 足立区空き家利活用促進事業コーディネート業務委託 公募型プロポーザル共同採択

■2018年

​8月【千住芸術村006】美術作家の関川航平氏によりリノベーション計画始動。同年12月「以外スタジオ」として再生。

■2019年

3月 足立区空き家利活用促進事業コーディネート業務委託から離脱。

6月【千住芸術村007】ROJIBI(千住旭町路地裏美術館)としてオープン。

 (デザイン施工・猪又嵩史氏)

同月 千住旭町商店街ストリートアート、ワークショップ講師コーディネート(講師・さらしなまりこ、ツクルピー他)  

​9月【千住芸術村008】千住宮元町に東京芸大油画科他学生6名のシェアアトリエ「ニコイチハウス」(仮)として始動。

■2020年

​2月【千住芸術村003】若手フォトグラファーHitomi氏による古民家スタジオ「プティクール」としてリニューアルオープン。(内外装デザイン施工・猪又嵩史氏)

3月ROJIBI(千住旭町路地裏美術館)惜しまれて閉館。

4月【千住芸術村009】千住緑町に東京芸大工芸科学生6名のシェアアトリエ「TENT.」改装開始。同8月オープン。

同月【千住芸術村010】「グラン座」のリノベーション開始。同9月オープン。

8月【千住芸術村011】シェアアトリエ活用希望者公募前の片付け整備DIY開始。

10月【千住芸術村007】rojicoya(路地裏寺子屋)としてリニューアルオープン。

12 月【千住芸術村011】東京芸大(日本画専攻)学生のシェアアトリエとして再生。

同月【千住芸術村012】トトロの家(仮)現場保存補強と片付け開始。

■2021年

4月【千住芸術村013】「y_h_k_」東京芸大(工芸科建築科専攻)学生のシェアアトリエとしてリノベーション開始。

5月【千住芸術村014】「木香薔薇の家」片付け開始。同年9月、川ぷちギャラリーとしてプレオープン。

9月【千住芸術村015】「なないろ」リノベーション開始。

企画設計施工は、東京芸術大学建築科卒KM君、同建築科3年YSさん。芸術村史上もっとも大きな再生プロジェクトです。

■2022年

1月【千住芸術村015】「なないろ」オープン。

3月【千住芸術村012】東京芸大油画科2名のシェアアトリエとして活用開始。

9月【千住芸術村003】学生向けギャラリーとしてリニューアル。

同月【千住芸術村016】 みかん堂、運用開始。

 

■2023年

2月【千住芸術村010】東京芸大デザイン科学生8名によるシェアアトリエ「ケルベロス」として再出発。    

4月【千住芸術村017】工場跡の内部老朽化部材等の解体撤去、整備開始。

  ●縁ある皆さま方へ

千住芸術村HPをご覧いただきありがとうございます。
ふりかえれば2007年の活動開始以来、多くの美大生や若手アーティストの皆さんと様々な活動に取り組んできました。

上記アートイベントの多くは、芸術村が実施したというより、縁ある若者の発案を、理解ある商店街振興組合や行政、ルミネ等の地元企業につなげることで実現できた次第です。

お力添えいただいた皆さんに心から感謝しています。

私たちは、その都度その都度、志ある個人と個人、民間と民間の対等な関係を大切にしながら、

それぞれの持てる力を結集し、任されたイベントを楽しく実施し、託された「空き家」をひとつひとつ誠実に着実に再生してきました。

再生した空き家は、便宜上、芸術村の取り組みとして【001】から【088】までの番号を付しますが、もちろん入居した美大生・アーティスト・クリエーターらが各自の特技特性を活かし、それぞれが自立し、すべて自主運営されています。

 

芸術村は各拠点に対して干渉せず、芸術村の傘下という考えも枠組も一切ありません。

あくまでも私たちは空き家再生の黒子。

ゆえに再生後は芸術村ではなく個々のアーティストの活動のほうに御注目いただければ幸いです。

願わくは再生された空き家88ヵ所の拠点(2022年9月現在16ヵ所)が、公や力ある者の管理ではなく、大小の別もなく、縁ある若者らの主体的な志によってゆるやかにつながり、いずれは専用マップを手にして歩いてめぐれる芸術の街「千住」として世界中に知られ.るよう、微力ながらがんばります。

縁ある皆さまのご理解ご協力に感謝しつつ。 敬白

千住芸術村代表・加賀山耕一

​(1950年代の生家・千住緑町3-1・祖母と)

加賀山耕一生家(千住緑町)
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