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執筆者の写真加賀山 耕一

[12]ご心配にお答えします。

更新日:2021年4月13日



敬愛するセンジュ出版の吉満さんに某TV局から出演オファーがあったことをFBで知った。

じつは同日筆者のところにも某テレビ局系列制作会社から問合せがあった。


おそらく同じ「特番」についての話だとは思うが、筆者は街の黒幕ではなく黒子である旨を伝え、千住で活動する若手クリエーター数名の実名と大まかな活動を推薦しておいた。


筆者の世代はまだTVに映ることは誇らしいとの迷妄が意識のどこかにあるのだが、2011年の原発事故の報道に加え、今般の新型コロナにおいて、ほとほとTVはあてにならないと思い知ったから、やんわり出演回避した訳ではない。


特番の顔となる日本を代表する賢者にお目にかかってみたい好奇心もなくはないが、私があったところで彼をがっかりさせるだけだし、それよりこれから活躍が期待される千住の若手こそ、人生の早いうちに本物と出あい、双方に縁あらばそのつきあいは遥かに長く続くだろうと思ったからである。


つい先日も、某TV局の北千住紹介番組放送後、空き家というから加賀山さん(筆者)が出ると思って見てたら、出なかったのでがっかりした、と何人かに言われたが、むしろ筆者は木賃アパートを事務所に改装した千住初のセンジュ出版ほか、空き家を飲食店にリノベーションした先駆け「わかば堂」、若者自ら賃貸借契約交渉をしスペース運営をはじめた「KiKi千住東の家」や「BUoY」の登場に喝采しつつ、10年前とは隔世の感をいだきながら番組1本苦笑まじりに観た。


わけても別の空き家関連団体が紹介されていたことは、増え続ける足立区の空き家に対して多様なアプローチが可能となり、様々な背景を有する空き家でお困りの一部のオーナーさんたちにとっては吉報であろう。


本来なら千住芸術村が・・・、などと思うなかれ。 応援していただいている皆さん、心配ご無用。 筆者の活動はその手のTVに出ても出ないでも何の変わりもありません。


よそがどうあれ、おじさん(筆者)は唯野おじさんらしく、これまで通り縁ある若者たちと1棟1棟のんびりと、各駅停車にもおよばぬ歩き旅をつづけます。




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